こんにちはコトマーケティング協会、マスターコンサルタントのツヨシです!
週末久しぶりに家族で「回ってない」方のお寿司屋さんに行ってきました(笑)
我が家はみんな「炙りサーモン」が大好きです!東京のお寿司屋さんでサーモンを頼むと嫌な顔をされるよって話をよく聞きますが(だったら大トロはどうなんだよ?と聞き返したくなりますが)昨日のお店はそんな事もなく気持ち良く握ってくれました(笑)
そんな中、目に止まった寿司屋のチラシがこちら
同じ日にこれが2枚入っていました。
どちらもおいしそうなお寿司が並んでいますが
どうですか?このチラシ。
雰囲気、キャッチコピーはほぼ同じ。
同じお店のチラシだと思いませんか?
でも良く見ると違うお店なんですね〜。価格帯も違う。
これを見て、皆さんはどちらのお寿司を選びますか?
「今日は大切な人が来るから、とりあえず高い方にしよう!」
「今月は出費があったから、絶対に安い方で!」
こうなると、もはや金額でしか選べないですよね?
それは「お店を選ぶ(金額以外の)具体的な理由」がないから。
実際、電気屋さんとかスーパーとかのチラシも、同じようになっているのが現状。
こうなると必然的に価格競争になってしまいます。
こんな時こそ、コトマーケティング的考え方がオススメです。
例えば、両方とも「初夏の味わい」「初夏の贅」と初夏をアピールしていますが、それをさらに一歩進めて、初夏のお寿司を食べるとどんな良いコトがあるのか?まで考えてみるんです。
両方とも初夏のお寿司としてカツオが載っていますよね。カツオの旬は年に二回。春から初夏にかけて黒潮に乗って北上するカツオが「初鰹」。秋に三陸あたりから南下してくるカツオが「戻り鰹」と呼ばれています。
脂のタップリのった「戻り鰹」に対して「初鰹」は、さっぱりとした上品な味わいが人気で、さらに「初鰹」が喜ばれるもう一つの理由が初物の縁起の良さ。初物には生気がみなぎっていて、食べれば寿命が延びるとも言われています。
なのでこんなのは如何でしょう?
「初鰹」食べて長生きしてね!
「初鰹」はさっぱりとした上品な味わいがお年寄りにも人気です。「初鰹」が喜ばれるもう一つの理由が初物の縁起の良さ。初物には生気がみなぎっていて、食べれば寿命が延びるとも言われています。
「初夏のお寿司」というモノから
「初夏のお寿司を食べるとどんな良いコトがあるのか?」に変えてみました。
父の日も近いですし、これだけで金額以外の選ぶ理由が出てきましたね。
これがコト消費につながります。
コトマーケティング的、売れるチラシの視点
「買えばどんな良いコトが有るのかを書く」
ぜひ試してみてくださいね!
