認知度が高ければ、モノは売れるのか?
答えはNOです。
例えば、
僕自身、洋服のセレクトショップと言われて認知しているお店は?と聞かれて、
認知の高い順に
・ユナイテッドアローズ
・ビームス
・シップス
・エストネーション
・エディフィス
などなど
でも、よく買うお店は別です。
そして、たまに行く店はユナイテッドアローズで、他はほぼいかない。
認知度は、ある特定のジャンルにおいて覚えられているかどうかということ。
そして認知度はナンバー1にならないと売れない。
そう考えておいたほうがいいと思うのです。
そういう意味で、僕自身はユナイテッドアローズではいくらか買うけど、
認知しているその他の店は、ほとんど買いません。
でも一番買っているのは、
僕のことを知って考えてくれているところです。
そのお店は、僕の中で洋服屋さんという認識ではなく、
僕の「仕事を洋服面でサポートしてくれている店」という認識です。
唯一無二の存在になります。
もちろん、ユナイテッドアローズの何倍も購入しています。
認知を上げるとは、ナンバーワンを目指すこと
認識を変えることは、オンリーワンになること
どちらの方が、つながりが強いか
どちらの方が、関係性があるか
どちらを目指すのか
それによって、考え方もやり方も違う。
僕自身は経験上、認識をいかに変えるかに集中していくほうが、
企業に未来もあるし、スタッフも誇りをもって仕事ができる。
そう実感しています。
#代表理事のひとり言#
コトマーケティング協会代表理事。12年で1,200社以上の会社やお店と一緒に、売上アップや集客アップについて実践を繰り返し成果を出し続ける。商店街や温泉地など、地域の活性化にも意欲的に取り組み、実績も多数。年間の講演回数は80回を超える。