売れるチラシ:中学野球

 

こんにちは。阪神タイガース好調ですね。
野球バカ&トラキチの私は久しぶりにワクワクの毎日を過ごしているコトマーケティング協会マスターコンサルタントの橋本です。

野球バカと書きましたが、私自身小学4年生から野球をはじめ、大学まで野球部に所属しました。
体力強化はもちろん、つらい練習を乗り越えて来た精神力も含めて、野球から様々なコトを学ばせてもらいました。

親になった私に長男が生まれ、「野球をやってもらいたい!」ということで英才教育が始まりました。子守歌は「六甲おろし(阪神タイガースの応援歌)」、2歳の頃にはカラーバットを握らせ、素振りを褒めまくりました。幼稚園の頃から甲子園に連れて行き、「こんな大観衆の前で野球が出来る選手って格好ええなぁ」と野球が好きになるような機会を沢山創りました。
ここまで来ると英才教育というより洗脳のレベルかも知れませんが・・・

その甲斐あって、小学生になった時には見事な野球バカ2世が出来上がっていました。
そんな長男もこの春から中学生となり、「中学でも野球をやりたい!出来れば高校で甲子園を目指せるチームでやりたい!」ということで中学チーム探しを始めました。

所属していた少年野球チームからの紹介はもちろん、自分達でもチラシを集めるなど情報収集をしました。

そこで手に入れたのがこのチラシです。

売れるチラシ

チラシまで作成しているチームはあまりないので、部員集めにとても熱心チームであることが分かります。

しかし、長男の一言は残念な内容でした。
『この英語どういう意味?』

このチラシのキャッチコピーは『Think!Play!Do!~考え、(楽しみながら)練習し、勝ち抜く集団、〇〇ボーイズ』です。

しかし、小学校を卒業したばかりの長男には英語の意味が分かりませんでした。
『キャッチコピー』
チラシにおいて、キャッチコピーの果たす役割はとても大きいです。

コトマーケティング協会では、比較的キャッチコピーが付けやすく、なおかつ反応が得られやすいキャッチコピーの付け方を5つに絞っています。

その5つがこちらです。
その1:ターゲットに呼びかける
その2:お客様の声をそのまま使う
その3:具体的な数字を使う
その4:自分が好きな理由を書く
その5:知らないことを教えてあげる

では、今回は『ターゲットに呼びかける』というキャッチコピーの付け方を考えてみましょう!

この野球チームは、どんな人に喜ばれるのだろうか、どんな野球少年に入部して欲しいのか、このチームに入団して喜ぶのは誰か、こういったことをイメージしてみてください。

・少年野球をしたい子供
・子供の甲子園出場が夢だという父親
・子供に元気に育ってほしい母親
などのターゲット像が浮かんで来ます。

このターゲットに呼びかけるというキャッチコピーの付け方は、できるだけ絞り込んで呼
び掛けてあげるというところが大切なので、喜んでくれてる人、喜んでもらいたい人をより具体的にイメージして呼びかけるのです。

・高校で甲子園出場を目指す野球少年へ
・わが子の甲子園出場を夢見るお父さんへ
・野球を通じて、元気な子どもに育てたいお母さんへ
このような形でターゲットを絞ってよびかけてみてください

このように『ターゲットに呼びかける』というキャッチコピーの付け方をしていくと、目にとめてもらいやすくなり興味を持ってもらえます。
キャッチコピーひとつで随分反応は変わってきます。
コトマーケティング的キャッチコピーの付け方を参考に、
魅力的なキャッチコピーを創っていきましましょう!

 

 

橋本 英雄

1968年、大阪府枚方市生まれ。
関西大学卒業後、(株)リクルート「ケイコとマナブ」事業部で企画推進営業を経て、アサヒ・ドリーム・クリエイト(株)に入社、2004年代表取締役に就任。1000社以上、リピート率90%の販促ツール製作事業の経験を生かし、2014年マーケティング企画事業を開始。商品・サービス・人・企業の真の価値を共に発見し伝える「真価発伝クリエイター」として活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。

関連記事

  1. コトマーケティング的視点:思いは伝わる♪

  2. 講座はこんな感じで開催しています。

  3. 実践・これぞコト売り!POP(エステサロン)

  4. コトマーケティング

    コトマーケティング的視点: あのRIZAPも、売っていたのは「コト」でした♪

  5. 売れるポップ

    売れるPOP:お客様の『知らなかった~』と引き出すPOP!

  6. リユース業界の次の一手

  7. 売れるDM

    売れるDM: ターゲットは誰で、その人に何を伝えるのか?

  8. 温泉地・地域の活性化でコトのPOP!

  9. 売れるチラシ: どんな良いコト・楽しいコトがあるのかを伝えよう♪

特集記事

  1. 価値が伝わる魔法の言葉
  2. 販売員、営業マンはやめよう
  3. お客様を知る見る聞く
PAGE TOP