3,商品力だけではやっていけない!価格競争から抜け出すための2つの力

価格競争から抜け出す2つの力

「時代の変化についていけないと、売上げは確実に減少する」
ホント、そうなんですよね。

時代の変化に合わせるように企業を変化させる

激変の時代、時代の変化に合わせるように企業を変化させることが重要。
それは分かっているけど、どうすればいいの?
そもそも、時代が変わると、どうして売上げが凹むの?

これを、どうにか分かりやすく説明できないかと考えて、絵を書いてみました。

商品力だけでは難しい

土地に建物を建てることに置き換えてみると分かりやすくなる。

土地(土壌)=景気やビジネスの環境
基礎工(土台)=会社としての土台
建物=売上げ

としてくださいね。

時代が変わり、環境が変化したってことは土壌が変わったということ。
土壌が変われば、そのままの土台では建物が傾いてしまう。

だから、土壌に合わせた土台作りをしないといけない。
きちっとした土台ができれば、ちゃんとした売上げが立つということ。

では、この「土台」についてもう少し詳しく考えてみると・・・

モノが売れた時代は、モノが必要だった。
だから、会社の土台は「モノ」中心でよかった。
つまり「商品力」という土台があれば、しっかりとした売上げがたったのです。

でも、モノが売れなくなって、どんどんモノが余りだしてからは、
「商品力」だけでは、もう売上げが立たなくなってきた。

今の時代に必要な「力」

では、いまの時代は「どんな力が必要なのか?」

商品力はあって当たり前です。
その上に「コンテンツ力」と「発信力」を身に付ける必要がある。
この2つの力が売上げに直結する時代だと実感しています。

「商品力」だけでは、もう売れない。
「商品力」以外に大切な二つの力、それが「コンテンツ力」と「発信力」です。

「コンテンツ力」×「発信力」=売上げ

これが、いまの時代の売上げの公式になっている。

ここで、コトマーケティング的に「コンテンツ」の意味を明確にしておきますね。

【コンテンツ=お客様にとって役立つ情報と行動】です。

では、この「役立つ情報」ってなんだろう?ということを、
もう少し具体的にしていきます。

コンテンツのヒントは、お客様との接点にある。
そう実感しています。

例えば、

・お客様からよく聞かれる質問
・お客様からよくいただく問い合わせ
・お客様と話をしていて「知らなかった」と感心されたこと
・お客様に「もっと聞きたい」と食い付きの良かったこと
・お客様から「勉強になった」「参考になった」などと言われたこと

これらを、気付いたら書き留めておいてください。
それが、ヒントになります。

例えば、ケーキ屋さんだったら、
店頭で「手土産には何がオススメですか?」って聞かれるとすると、
そうか!手土産選びに迷ってるんだな~ってことで、
【手土産の選び方】というコンテンツをつくるヒントになる。

例えば、洋服屋さんで、
「斜めに柄が入っていると細く見えるんですよ」とお客様にいったら、
「え~そうなの!?それもっと教えて!」って言われたとすると、
【柄や着こなしで痩せてみえる工夫】というコンテンツをつくるヒントになる。

例えば、布団屋さんで、
「羽毛布団の手入れって、どうしたらいいの?」と、
たくさんのお客様から聞かれたら、
【羽毛布団の手入れ方法】というコンテンツのヒントになる。

例えば、化粧品屋さんで、
「この目の下のシミって気になるのよね」とお客様に言われて、
「その場所のシミって、どうしてできるかご存知ですか?」というと、
「なにそれ!?聞かせてよ!!」と食いついていたとすると、
【目の下のシミって、どうしてできるの?】ってのもコンテンツになる。

まずは、こんな感じでお客様との接点のある場所で
アンテナを立ててみてくださいね。

これが「コンテンツ=役立つ情報と行動」を整理する第一歩です

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