コト売りの本質⑧あなたの立ち位置

 

「あなたは誰に、どんなコトができる人ですか?」

この問いは、僕がずっと大事にしてきた質問です。

あなたは、誰に、どんなコトができる人ですか?

これまでたくさんの現場で、たくさんの人とこの問いを一緒に考えてきました。

そしていつも感じるのは、

この問いに「すぐ答えられる人」は、やっぱり売れる、ということです。

 

●「何を売っているか」ではなく「誰に、何ができるか」

多くの人は、こう答えます。

「洋服を売っています」

「コーヒーを淹れています」

「化粧品を販売しています」

もちろん、それも間違いではありません。

でも、それは“商品”の話。

僕たちが考えたいのは、“商い”の話なのです。

 

●商いとは、「誰かの困りごとを、想いを持ってカタチにすること」

商売とは、商いを売ること。

そして、商いとは、

「誰かの困りごとや願い」を、あなたの想いと技術で解決することです。

だから、

「30代後半の、子育てと仕事を両立している女性に」

「忙しくても、自分らしくいられる洋服の提案ができる」

そう答えられるようになると、商いがグッと前に進みます。

 

●「誰に」の解像度が低いと、伝わらない

「誰に」が曖昧だと、POPもチラシも、会話もぼやけます。

たとえば…

☓「働く女性におすすめです」

◎「育休明け、久しぶりに職場に戻るママに。動きやすくてきちんと見えるセットアップ」

これくらい絞ると、伝わり方も変わってくる。

そして、届いた人の心が動く。

心が動くと、「買う」が自然に起こる。

 

●「誰に、どんなコトができる人か」は、日々変わっていい

ちなみに、この問いの答えは“変わっていい”んです。

いま出てこなかったら、「最近、誰に喜ばれたかな?」と振り返ってみてください。

・レジで話しかけた高齢のお客様
・久しぶりに来てくれた常連さん
・悩み相談をしてくれた若いスタッフ

その中に、あなたができるコトの“ヒント”がきっとあります。

 

そして、この問いこそが”商いの原点”になるのです。

「誰に、どんなコトができる人なのか?」

この問いが明確になると、売り方が変わります。

そして、伝え方が変わり、行動が変わり、結果がついてくる。

迷ったときは、ぜひこの問いに立ち返ってみてくださいね。

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