コトマーケティング的視点: 喜ばれるその先に、商売繁盛がある♪

暑い暑いと言っていたのに、毛布にくるまり肌寒くて目覚めるきょうこの頃です!
ホワイトシチューのCMを目にすると人恋しくなり、スッゴク食べたくなりますが、完全に鴨られてますね(笑)
こんにちは♪“東北人の商売ゴコロに火を点ける!”(…ってこの時期は日に近づきたくありませんが…)コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。

小学生の頃、毎日一緒に遊びまくっていた親友・田中博
勉強はしなかったけど、野球をしたり、山や川に探検に行ったり、女子にいたずらしたりと、もう何をするにもどこに行くにも一緒。とにかく一緒にいるだけで楽しかった!

さらに彼の家に遊びに行くと、もうひとつ特典がありました!

お姉ちゃんが、本当に驚くような美人!!
学校中の人気者で知らない人はいないほど。中学2年生でダントツの“ミス西多賀中学校”って感じ♪
眼はクリクリッ、顔が小さくてシュッ、鼻がツンッ、唇がポチャッ、まるで少女漫画から飛び出してきたようなキラキラした笑顔で「こんにちは米谷クン」って言われたれた日にはあなた、純真なボクはトマトのように真っ赤っかになったものでした。

とはいえ、ボクは単なる弟の友だち。
中2女子は小5男子に興味などあるわけもなく、コタツに入って一緒にテレビを見ていても、中で足がぶつかろうともボクのことなど眼中にナシ…。
絶世の美人・よっちゃん(お姉ちゃんのコト)と一緒にコタツに入れるような至近距離にいられるだけで羨ましがられ、その意味では人よりアタマひとつ抜け出してはいたのですが、それだけに歯がゆい…どうすれば、もっと仲良くなれるのか?

そこで考えたのが、よっちゃんが大好きなものをプレゼントする作戦。
飛び上がって喜ぶようなモノを上げたら、きっとクを少し違った存在として見てくれるに違いない!そう思ったんです。

そのためにはまず、よっちゃんは何に興味があるのかを知る必要があります。
でもそれは意外にカンタン。何しろ田中博とは毎日一緒に遊んでいましたから!!ヤツに、コトをアレコレ聞きまくりました。

趣味はナニ?
好きな食べ物は?
ハマっている遊びは?
芸能人は誰のファン?
どんな歌が好き?
よく観ているドラマは?

そして判明したのは…萩原健一・命!!ってぐらい大好きだというコト!!

萩原健一…元ザ・テンプターズのリードボーカル。「ショーケン」と呼ばれ、その後は役者としても大人気。ボクだって当時「前略おふくろ様」というドラマを夢中になって観ていました。なつかしい!(知らないですよね…^^;)

ブロマイド(昭和だ…)をプレゼントしても芸がない。
「平凡」「明星」(芸能関係の月刊誌…なつかしすぎ!)の切り抜きなんて持っているはず。
レコード(当時はLP版・EP版がありました!)を買えるほどお金もない。
そんな中で、今のボクにできるコトは何か?

そして閃いたのが…似顔絵!!

絵を描くのが得意なわけではありませんが、嫌いじゃない。
上手ではなかったけど、マンガの模写をよくしてました。
とりあえず写真を見て描けるし、似てなければ似るまで何度も描き直せばイイだけのコト。

そして何より良いと思ったのは、世界にたったひとつだけってコト!!!!
完全オリジナル!
もし似せて描くことが出来たら、これは絶対に喜んでもらえるに違いないと確信し、意気揚々と描き始めました。

準備したのはセルロイドの下敷き!(もう死語でしょうか…^^;)
まず紙に下書きし、描いては消し、消しては描いて何度も何度も修正し。やっと似てきたので、それを下においてセルロイドの下敷きにアクリル絵の具で描いていきました。意外に似てきて、自分でもビックリ♪周辺が殺風景だったので、「SHOKEN♥LOVE」という文字をレタリングして入れて完成!!
ドキドキしながら少しラッピングして、よっちゃんにプレゼントした結果…

抱きつかれ、超喜んでもらいました!!

さすがにチューまではありませんでしたが(笑)、それ以来、家に遊びに行ってもジュースやお菓子を特別に出してくれるようになったし、それまでにはなかったほどメッチャ仲良くなって、さらには随分大人になってから会ったときも、このコトをよ~く憶えておいてくれてました◎

大成功!!

上手くいった要因を、コトマーケティング的視点で分析してみます!

1:ターゲットをたった一人の人に絞った
2:どうすればその人が喜んでくれるかを本気で考えた
3:その人がどんなコトに興味があるのかを探った
4:いま自分が出来るコトは何かを必死で考えた
5:この世にひとつだけのオリジナリティを模索した
6:それを楽しみながら全力で行動した

本当に上手にやったなぁと、今さらながらに感心します!!自画自賛!(笑)

もう40年以上も前のコトなので、もちろんコトマーケティング的視点で…なんて考えているはずもありませんが、考えてみたらボクの【最初のコトマーケティング成功事例】と言えるかもしれません!!

どうすればお近づきになれるか、仲良くなれるか、気に入ってもらえるか、好きになってもらえるか。
お客さまは恋人と同じです!
一所懸命にその人のコトを考えて行動したら、きっと喜んでもらえます。
喜んでもらえた先にこそ、商売繁盛はあるのですもんね!!

あなたのビジネス・商品・サービスで、遠慮なく人を喜ばせてあげてください!

米谷 仁
この記事を書いた人
米谷 仁
1961年、宮城県仙台市生まれ。
広告代理店デザイン室(東京)、印刷会社企画室(仙台)を経て独立。以降『売れるデザイン』『人が思わず反応する販促ツール』をつくるために実験を重ねる。精度をさらに高めるため、2010年有限会社感動販促研究所設立。草食系マーケティング・デザイナーとして企画、デザイン、講演、執筆、コンサルタントとして活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。

米谷 仁

米谷 仁

1961年、宮城県仙台市生まれ。
広告代理店デザイン室(東京)、印刷会社企画室(仙台)を経て独立。以降『売れるデザイン』『人が思わず反応する販促ツール』をつくるために実験を重ねる。精度をさらに高めるため、2010年有限会社感動販促研究所設立。草食系マーケティング・デザイナーとして企画、デザイン、講演、執筆、コンサルタントとして活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。

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