昨日は盛岡で講演、きょうは東京で講義を受講中、アウトプットとインプット、どちらも貴重な学びの場だと感じているみちのく草食系マーケティング・デザイナーの米谷仁です。
知り合いであるWEBデザイン会社の社長が山口県から来て講演するという情報が入り、今朝は地元仙台で、6時からの勉強会に参加!
講演タイトルは「朝礼でひともうけ」。
ボクのココロを鷲掴みするタイトルに、思わずあったかい布団から飛び出しました。
実はコレ「倫理法人会」という勉強会。
自分や周りの人をしあわせにするために毎週1回1時間の学びを実践するという素晴らしい会なのですが、ナント、スタート時間が朝6時ということで、参加者が少ないのが悩み…。
そこで多くの人に倫理法人会の良さを伝える方法として、朝ではなく夜の講演会を企画してみたそうです。
そのチラシがコチラ。
このチラシを、コトマーケティングのマスターコンサルタント・米谷がバッサリ分析してみました。
①色⇒ 赤・オレンジ・黒・黄色の配色は何だか怖そう
②漢字だらけ⇒ 何だかとっても難しそう
③写真⇒ ポマードヘアーのおじさんたちに叱られそう
そしてコトマーケティング的な視点でボクが作ったチラシがコレ!
「自分のコトを後まわしにして、世のため人のために頑張るあなたへ!」
そう言われたら、仕事をしている多くの人たちは反応します。
特に日本人はみんな真面目にガンバッテいますからね。
そんな人たちは、自分がしあわせになるコトや自分の課題や悩みを解決することには興味があるので、思わず反応してするわけです。おかげさまでこの講演会、当日は「満員御礼」でした。
チラシを変えることで講演会に来てくれる人が増えたのは、キャッチコピーで、自分の課題や悩みを解決するヒントを得られるかもしれないと多くの人が思ったからです。
「倫理経営講演会」というコトバがキャッチコピーだと、まったく興味が湧きません。でも「世のため人のためにガンバルあなたへ!」というキャッチコピーにはココロが掴まれます。
今朝、ボクが飛び起きて勉強会に行ったのは、講話タイトルにボクのココロを鷲掴みにされたからです。
届けたい人(ターゲット)が興味あるコトバでココロを掴む。
自社の販促ツール(チラシ・名刺・看板・ホームページなど)の反応を上げるためのポイントです。
一度、客観的にチェックしてみましょう。
1961年、宮城県仙台市生まれ。
広告代理店デザイン室(東京)、印刷会社企画室(仙台)を経て独立。以降『売れるデザイン』『人が思わず反応する販促ツール』をつくるために実験を重ねる。精度をさらに高めるため、2010年有限会社感動販促研究所設立。草食系マーケティング・デザイナーとして企画、デザイン、講演、執筆、コンサルタントとして活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。