売れるDM:熱い思いに共感してもらう♪

売れるDM

「あなた口数は多いけど、コトバが足りないのよ」
ガールフレンドにそう言われました。得意気に長々と喋っても、コトバに思いがこもっていないから伝わってこないの…って、なかなかキビシイですね★
こんにちは♪“東北人の商売ゴコロに火を点ける!”コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。

みちのくの秋は、おいしい食材やお酒がいっぱいあって、楽しみが多い季節!
そんなとき、よく行く居酒屋さんから「三周年記念のご案内」のDMが届きました。

売れるDM

三周年記念のご案内

(お礼のごあいさつの後に)
日頃の御礼としてささやかな「福」をプレゼントしたく、ご来店の方に生ビールまたはお好きなお飲み物を一杯サービスさせていただきます。
何とぞ皆様お誘いあわせの上…云々

後は地図と店名・店主名・住所などの情報、で終わり…
んん…★


スッゴク元気な、感じ良い親方(店主)らしさが全く伝わってきませんが…★

●感謝していると書いているものの、どこからか持ってきたような文章
●どんな思いで開店したのか
●それまで、それ以降、どんなことがあったのか
●なぜ、三周年に来てほしいのか
●そのことで来る人にどんな良いコトがあるのか
●これから具体的に何を、どう、やっていこうとしているのか
●このサービスはいつまでなのか不明

これらがほとんど何も書いてなく、思いが分かりにくい…
ありがとう、と言ってるのに、どうも不親切な感じ。
もちろん僕もよく知っていて、元気良く料理もおいしくて、話していてもとってもキモチの良い、つい応援したくなるような親方で、スタッフの接客も抜群のお店なのに、それも全く伝わってこない淡白な作り方…親方どこか体調でも悪いの?と思ってしまうほど(笑)
本当にもったいないです★

三周年記念。伝えたいのは感謝のキモチ。

もう少し“熱い思い”を全面に出してほしい!!!!
ありがたい・嬉しい・これからもお願いします…そのキモチを、自分の個性を出した自分らしいコトバで、手書き文字で、自分とスタッフの満面の笑顔の画像を載せて送る…そうすれば、もっと気持ちが伝わるはずです。

そのことで共感が生まれ、関係性が強くなり、もっと応援してもらえるお店になります。
そんなDMなら、受け取った人は「行かねばなるまい!」と俄然ハリキッテ三周年のお店に行っちゃいますよね。

もしボクがここの親方だったとしたら、こんな感じにしちゃいます!

(キャッチコピー)

感謝のキモチを、何度言っても足りませんが…
「1096日分の、ありがとうございます!!!!」
~おかげさまで3周年♪~

(本文)

当店はこの10月、ナント3周年を迎えることができました!!
これはひとえに、数ある飲食店の中から当店を選び、何度も来てくださったお客さまのおかげさまです。
本当にありがとうございます!!!!
この度【3年間1096日分】の激しく熱い感謝のキモチを込めて、このDMをご持参いただいたあなたとご同伴の方全員に、ご来店時に生ビールまたはお好きな飲み物を一杯サービスさせていただきます。もちろん何度ご来店いただいてもOK!!
「結局何度も来いってことだな」という深読みはさておき、まだまだ至らぬ点も多々ありますので、もっと喜んでいただけるようさらに精進して参ります。今後とも、変わらぬご愛顧を賜りますよう、心から、心からお願い申し上げます。

そして親方がカウンタ越しに「お待たせしました!」「お待ちしてます!」ってビールを笑顔で差し出す画像が入っていたら…受け取る人はその熱い思いに応えたくなり「仕方ないなぁ、行くかぁ♪」とそんなキモチになってしまいますもんね。

このDMを受け取った人はきっと、「おめでとう」「よくやったね」「これからも頑張ってね」そんなキモチを親方やスタッフに直接伝えたいはずです。
このお店を応援したいと思っているから行くのであり、生ビールや好きな飲み物が1杯サービスされるから行くわけではありません。

三周年記念は、お店側の都合。
それでもお祝いに駆け付けようと思うのは、親方やお店のスタッフに「おめでとう!」と伝えたいから。お店と自分との繋がりを強くしておきたいから。
大切なお客さまと会食や、スタッフとのコミュニケーション、ときには一人フラッと立ち寄れる、そんな“馴染みの店”があると、何かと都合の良いコトが多くなる…なんてこともありますもんね!

大切なのは、あなたの熱い思いを伝えるコト。そして共感してもらい、今まで以上に応援してもらえる関係性を築き、ここから先もお店に来ていただくこと。
そのことがお客さまにとっても嬉しい・楽しい・幸せな時間をさらに多くもたらすわけです。

せっかくDMを送るのですから、そこにあなたの熱いメッセージをシッカリ載せて、お客さまや見込み客に届けていきましょう♪きっと反応は良くなりますよ◎

米谷 仁
この記事を書いた人
米谷 仁
1961年、宮城県仙台市生まれ。
広告代理店デザイン室(東京)、印刷会社企画室(仙台)を経て独立。以降『売れるデザイン』『人が思わず反応する販促ツール』をつくるために実験を重ねる。精度をさらに高めるため、2010年有限会社感動販促研究所設立。草食系マーケティング・デザイナーとして企画、デザイン、講演、執筆、コンサルタントとして活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。

米谷 仁

米谷 仁

1961年、宮城県仙台市生まれ。
広告代理店デザイン室(東京)、印刷会社企画室(仙台)を経て独立。以降『売れるデザイン』『人が思わず反応する販促ツール』をつくるために実験を重ねる。精度をさらに高めるため、2010年有限会社感動販促研究所設立。草食系マーケティング・デザイナーとして企画、デザイン、講演、執筆、コンサルタントとして活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。

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