売れるチラシ:ターゲットを絞り込んでキャッチコピーをつくる!

売れるチラシ

こんにちは。コトマーケティング協会マスターコンサルタントの橋本です。

3年前からフィリピンで印刷ショップを経営することになり、英語に触れる機会が増えてきました。現地のお客様との商談やフィリピン人スタッフとの会話の中で、伝えたいけど表現出来ず、悶々とする場面が少なからずあります。

ですが、ヒアリングは7割近く理解出来るようになって来たものの、スピーキングはなかなか上達しません。せっかくフィリピンで仕事をしているのだから、やっぱり英語で自分の考えていることや感じていることを伝えたい!という思いがムクムクと湧き出てきます。

思い起こせば今から27年前の大学時代に3ヶ月半オーストラリアに英語留学に行った経験がありました。それまで全く英語が話せませんでしたが、毎日英語だけの生活をすると自然と英語への恐怖がなくなり、多少話せるようになりました。

そんな英語漬けの時間を確保出来れば良いのですが、社会人となり、毎日忙しく仕事をしながら英語漬けの生活をすることは簡単ではありません。それでもなんとか英語が上達したいので、通学型の英会話スクールや通信教育を検討しました。

しかし、通学型ではレッスン時間を合わせることがとても難しかったり、通信教育ではスピーキングの相手が居ないので上達しているかどうかがよく分からない、などの不安があり、結局取り組めずにいました。

こんな私でも上達出来る英会話学習法はないかと探していたところ、こんなチラシを発見しました。

売れるチラシ

オンライン英会話のチラシです。

しかし、残念ながら『無料電話スカイプでオンライン英会話』というキャッチコピーでは、私の興味は深まりませんでした。

では、どんな表現なら私の興味を深めることが出来たのでしょうか?
私なりに考えてみました。

オンライン英会話について、少し調べてみると様々なメリットがありそうです。
・24時間いつでも隙間時間に学べる
・画面越しではあるが、先生としっかりと向き合いマンツーマンで学べる
・インターネット環境さえあれば、出張先でも学べる
・プチ留学の気分が味わえる
・今、流行していてかなりの実績がある
・先生方はフィリピン人が多い(これは私だけのメリットですが。。。)
・かなりリーズナブル

このようなメリットを活かして、キャッチコピーを考えてみました。

コトマーケティング的キャッチコピーの書き方の一つに『ターゲットに呼びかける』があります。そして、このターゲットは絞れば絞るほどいいのです。

社会人
→忙しい社会人
→忙しい社会人でも英会話を習得したい人
→その中でも、忙しく時間がなくて挫折経験のある人

こうして絞っていくと、こんなキャッチコピーができあがりました。

社会人になって思うように時間が取れず、英会話上達に挫折したあなたへ
とっておきのやり方をご紹介します!

いかがですか?

私自身は、こんなキャッチコピーが書かれていると、不安解消への期待が高まり、さらに読み進めたい気持ちになります。

このようにターゲットを絞り、その人がどんな状態なんだろうか?そんなことで困っているのだろうか?を考えていくことでさらに絞り込まれてきます。そうしたら、その絞り込んだターゲットに呼びかけてみて欲しいのです。

きっと反応が良くなるはずです!
どんどんチャレンジして下さい!!

橋本 英雄

1968年、大阪府枚方市生まれ。
関西大学卒業後、(株)リクルート「ケイコとマナブ」事業部で企画推進営業を経て、アサヒ・ドリーム・クリエイト(株)に入社、2004年代表取締役に就任。1000社以上、リピート率90%の販促ツール製作事業の経験を生かし、2014年マーケティング企画事業を開始。商品・サービス・人・企業の真の価値を共に発見し伝える「真価発伝クリエイター」として活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。

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