売れるチラシ:「コトを売る」という視点に変えてみる♪

売れるチラシ

2018年・戌年がスターして、早くも2月に突入、こうやって一年は「アッ!!」という間に過ぎていくのでしょうねぇ…(^-^;
こんにちは♪“東北人の商売ゴコロに火を点ける!”コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。

時間はビューンッと過ぎてしまい、既に1ヶ月以上前の元日の話題で恐縮です。
実は仙台の元日朝刊、おびただしい量のチラシが折り込まれます。

こんな感じ。

売れるチラシ

その理由は翌日からの「仙台初売り」があるから。

初売りならどこでもやっていますが、仙台の場合は少し特殊。
何しろ景品がスゴイ!!

豪華な景品が付くからと、初売りにまとめ買いをする人もいますし、福袋をゲットするために今年はナント1週間も前から並んでいる人もいました!!
1週間前って去年のクリスマス直後じゃん!やることが山ほどある年末に、初売りに並んでいて大丈夫なのでしょうか…(^-^;

それほど楽しみにしていてくれるなら、初売り冥利に尽きますけどね!

そして今年、元旦に折り込まれたチラシの枚数は、合計80枚。
2015年83枚・2016年82枚・昨年59枚
そこからすると、少し賑やかさが戻ってきた感じがしますが、問題はそのチラシの作り方。

残念ながら、完全にモノが並んでいるチラシばかり、ほぼ100%…

どのチラシも「初売り!」って大きく表記して…
●こんな福袋がある
●こんな景品を付ける
●割り増し商品券限定発売
●どうせなら初売りでたくさん買った方がお得

って、そんなアプローチばかり。
昔からの慣例であり、お店や企業の側としてはそれで良いと思っているのかもしれません。

一方で折込センター・広告代理店・印刷会社にとって、元日のチラシは普段はやらないお店や会社も折込チラシを実施するだけに、絶対に外せない大切な仕事なんだと思います。

だとするなら、どうすれば企業やお店に喜んでもらえるか、チラシを見る人がもっと初売りに行って買い物をしようと思うのかを考え、アプローチした方が良いように思います。

もしボクが折込センター・広告代理店・印刷会社の立場なら、コトマーケティング的にこんなチラシを作っちゃいます!

 


(キャッチコピー) ※伊達政宗公からのメッセージのように
ご存知ですか!!
仙台初売りは公正取引委員会も認める“伝統行事”だということを!

(リードコピー)
仙台藩領内にお住まいのみなさん、共に、いざ初売りへ!!

(本文)
「仙台初売り」は、藩祖・伊達政宗公が商売繁盛と領民の幸せと発展を願い、景品や特典を付けることを奨励したのが始まり。現在では、それがあまりにも豪華すぎて景品法に抵触し不当廉売にも当たるとされていますが、ナント、旧仙台藩領内での初売りは【昔からの伝統行事】とみなされ、公正取引委員会にも“特例”として認められているのだとか!!
お役所も認め、縁起物として藩内に幸福をもたらす「仙台初売り」。この先も残していくためにも、仙台藩領内のみなさん(笑)!今年も商売繁盛・地域発展を願い初売りへ参りましょうぞ!!


画像は当然、伊達政宗が馬上より軍配を振っている図!!

このチラシは「初売りに来てください」という売る側のチラシではなく、初売りとは何かを伝え「みんなで初売りに行こう!」という、いわば初売りという「コトを売るチラシ」。
おびただしい数の「モノ売り」のチラシに混ざって、こんなチラシが入っていたら、どうですか?

他とは全く違うだけに目立ちますし、元旦は何もすることがなくてヒマな人も多いので、見てもらえる可能性は高くなります。
少なくてもチラシを折り込んだお店や企業の人たちには、間違いなく目に留まります。

●仙台市民が大好きな伊達政宗公の思いが現在の初売りにもつながっている
●豪華景品は仙台領内だけで認められている伝統行事である
●商売繁盛・市民の幸せ・地域発展につながっている

実は伊達政宗のそんな意味や願いが込められていたと知ったら、初売りにあまり興味なかった仙台市民も「行ってみるか」というキモチになるかもしれません!

そんな風に言われたら、お店や企業側に伝統行事として携わっているという意識が出てきますし、これまで元日のチラシをやらなかったところでも作るかもしれません。どうせ作るなら、仙台初売りに行くことをプッシュしてくれる会社に頼みたいと思ってくれる可能性だって出てくるかもしれません!

初売りで「モノを売る」のではなく、初売りという「コトを売る」。

お店や企業なら、取り扱っている商品やサービスといった「モノを売る」のではなく、人々はそれを手に入れるとどんな幸せなコトが手に入るのか・どんな不都合や不足が解消されるコトがあるのかといった「コトを売る」視点。

B to B to C の仕事なら、そのお客さまの商売繁盛につながる「コトを売る」という視点。

そんな「視点」に変えるだけで、反応は全く違ってきます。
視点を変えるのは、今からでもスグに誰でもカンタンにできて、効果は絶大!!
まだ10.5ヶ月ぐらいあります。今年こそぜひ、「コトを売る視点」にチャレンジしてみてくださいね♪

米谷 仁
この記事を書いた人
米谷 仁
1961年、宮城県仙台市生まれ。
広告代理店デザイン室(東京)、印刷会社企画室(仙台)を経て独立。以降『売れるデザイン』『人が思わず反応する販促ツール』をつくるために実験を重ねる。精度をさらに高めるため、2010年有限会社感動販促研究所設立。草食系マーケティング・デザイナーとして企画、デザイン、講演、執筆、コンサルタントとして活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。

米谷 仁

米谷 仁

1961年、宮城県仙台市生まれ。
広告代理店デザイン室(東京)、印刷会社企画室(仙台)を経て独立。以降『売れるデザイン』『人が思わず反応する販促ツール』をつくるために実験を重ねる。精度をさらに高めるため、2010年有限会社感動販促研究所設立。草食系マーケティング・デザイナーとして企画、デザイン、講演、執筆、コンサルタントとして活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。

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